スポーツ障害 膝編①

スポーツ障害 膝編①

どんなスポーツであれ、膝を痛める人は多い。
部位別として、まずは膝から始めてみます。

膝に痛みがある、または違和感がある場合、選手はどのような動作をするだろうか?

選手が痛みを訴えている場合は、理解もできようが、隠してプレーをしている場合は、それを見つけてやらなければならない。

痛みや、違和感によって多くのパターンが出てくるが、ある程度の共通点を探しだしてみよう。

① 投げる動作
野球を代表として、投げる動作のあるスポーツは数多くある。野球で言えば、投手だけでなく、捕手、野手も投げる動作はある。テニスやバレーボールでは、腕を挙げるという投げる動作に類似する動作もある。

野球:右投げ、右膝外側に痛みの場合
この場合、共通することは、投げる動作に入る時、右膝がカクンと折れること。左脚を挙げ、右脚に体重が乗る時にほとんどの場合、一瞬カクンと右膝が折れます。このまま投球動作に入ると、連動性が阻害されているので、自分が思っているほどの力が腕、手の指に伝わらないと感じ、肩から先に力が入り過ぎて余計にいい球を投げることができない。投球は上へと投げてしまい、低く抑えることができない。右足の蹴りが甘く、ステップ幅が狭くなり、また球の勢いが弱くなる。腰は回転することができなくなり、右腰も痛める原因となる。この状態を続けていると、右膝外側半月板損傷、右腰疲労性(筋膜炎)腰痛、右肩棘下筋の炎症、右肘内側部の炎症、右頸部僧帽筋の筋膜炎などを起こす。

投手の場合:コントロールは高め、右打者のインコースは問題ないが、アウトコースには引っ掛けが多く、球に勢いはないし、明らかなボール球として見逃されてしまう。低めに投げようとすると、力みがあり、ワンバウンドになりやすい。変化球は引っ掛けが多くなる。

野手の場合:内野手は、送球の際にやはり、相手の頭の上に投げてしまいがちとなる。また、力みがあるので、シュート気味で右にそれていく送球をしてしまう。外野手も捕手も同じ。

野球:右投げ、右膝内側に痛みの場合
この場合、同様に右膝が一瞬カクンと折れることもあるが、どちらかと言うと、左脚を挙げて、右脚に体重をかけていくが、耐えられずにすぐに前に投げ出していくようになる。つまりタメがまったくできずに投げ出していくので、腕や肘でコントロールするようになる。やはり、投球は高めとなり、球は勢いはない。右足でのケリがかなり甘く、右膝内側に痛みがある為、腰は回らない。右打者へのデッドボールが多くなる。アウトコースには投げられない。野手の場合は、スナップスローでしか投げられなくなり、投げたとしても高めの送球となる。修正するために、ややサイドスローとなり、送球はスライドする。この状態を続けると、右膝内側半月板損傷、右肩上腕二頭筋長頭腱炎、右肩インピンジメント、右肘内側部の炎症などを起こす。場合によっては、無理に腰を回そうとするので、左腰筋膜炎とか左股関節痛なども起こしやすい。

次回に続く

矢作治療院

さつま地蔵

投稿者プロフィール

矢作治療院 院長 矢作晋
1960年大阪生まれ
プロ野球トレーナー歴51年の父の影響により、マッサージ師の国家資格を取得後に西武ライオンズにトレーナーとして入団。その後、大洋ホエールズ、読売巨人軍と渡り、21年間選手のサポートをする。2007年に日本橋に治療院を独立開業させる。独自の矢作式手技整体治療にて多くの腰痛、ひざ痛の患者さんを助けています。

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院長プロフィール

矢作治療院 院長
矢作 晋

昭和35年9月
大阪市阿倍野区生まれ
大阪府羽曳野市高鷲、
奈良県生駒郡平群町育ち

元読売巨人軍トレーナー
あん摩マッサージ指圧師
鍼師、灸師
日本体育協会公認
アスレチック・トレーナー

詳しいプロフィールは>>

施術料金

施術料金

初診料    2,160円

一般    10,800円
大学生    7,560円
中高校生   5,400円
小学生    3,240円

酸素カプセル 2,160円
(治療と共で、無料)

施術時間は約60分です。

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